自動車ガラスに付着する白い模様のようなもの、これが水垢です。その見栄えから通称「ウロコ」とも呼ばれるもので、フロントガラスだけではなく、ドアガラスなどのサイドガラスやリアガラスにも付着します。特にリアガラスなど自動車の後方部位は黒っぽいプライバシーガラスが使用されていることが多いため、この水垢・ウロコが一層目立つことになります。
ウインドウガラス水垢・ウロコとは?
水垢・ウロコの原因
水垢・ウロコは、雨水や洗車の際の水道水に含まれる炭酸カルシウム、ケイ素、カルキなどの不純物や、カーワックスなどの油膜成分、その他の汚れなどが原因です。これらの成分が水分の蒸発にともなって硬く固まってしまった状態です。この水垢・ウロコは、時間とともに付着が厚みを増していくため、定期的なメンテナンスを行わないとどんどん症状が悪化していくことになるので注意が必要です。
水垢・ウロコの問題点
1.見栄えが悪い 言うまでもなく自動車ガラスの外観を悪くしますので、汚れた車のイメージが強くなり見栄えが悪くなることになります。
2.運転視界を妨げる フロントガラスにこびりついた水垢・ウロコは、運転席からの視界を妨げるため、安全運転に支障をきたす要因となります。特に夜間の運転の際は、対向車のヘッドライトや信号の光などが乱反射する原因となり、視界不良の度合いが高まりますので非常に危険です。
3.かんたんに除去できない 水垢・ウロコが付着した状態に気づいたとしても、さっと拭き取る程度のかんたんな作業では除去することができません。思い立った時にすぐに除去できないため、症状が悪化する前の定期的なメンテナンスが不可欠です。 フロントガラスの水垢が気になるからと言って、強引な磨き上げはNGです。ガラス表面を傷つけることに繋がりますし、最悪の場合はガラスのヒビ割れにつながります。 では、この厄介な水垢・ウロコ、きれいに除去するにはどうしたら良いのでしょうか?
水垢・ウロコを除去する方法
水垢やウロコを除去しようと、雑巾などで自動車ガラスをゴシゴシと拭き上げてもあまり効果はありません。水垢の除去には専用の除去剤と手順が必要です。具体的には固形化した硬い水垢を、研磨して削り落とす、或いは、溶かして落とすイメージです。nexusでは基本的には研磨で除去致します。
磨き前
磨き後
磨き前
磨き後
磨き前
磨き後
磨き前
磨き後
窓ガラス磨き料金表
軽度ウロコ除去 | 中度ウロコ除去 | 重度ウロコ除去 | |
---|---|---|---|
フロントorリア1面 | ¥8,800 | ¥16,500 | ¥22,000 |
全面ガラス | ¥16,500 | ¥38,000~ | ¥55,000~ |
サイドガラス | ¥3,300~¥5,500 | ¥11,000~¥16,500 | ¥16,500~¥25,000 |
水垢を除去した後のおすすめケア
せっかく水垢・ウロコを除去した場合、できるかぎり今後の付着を防ぎたいところです。こういった場合は、ガラスの撥水コーティングがおすすめです。撥水コーティングをすることで、水垢・ウロコの原因となる成分がガラス表面に直接付着することを抑え、水垢の発生を防ぐことにつながります。
ウインドウコーティング
撥水コートレインブレード | 撥水コートエシュロン | |
---|---|---|
フロントorリア1面 | ¥8,000 | ¥15,000 |
全面ガラス | ¥15,000 | ¥25,000 |
サイドガラス | ¥5,500~¥10,000 | ¥11,000~¥16,500 |
耐久性 | 半年~ | 1年~ |