ダイハツの純正コーティングの種類や料金|専門店コーティングとの違い
「ダイハツの車にコーティングしたい」と考えていませんか? ダイハツの車に施工できるコーティングには、さまざまな種類があります。本記事では、ダイハツの純正コーティングの内容や、専門店コーティングとの違いについて解説します。
有機系コーティングとは主に、油脂コーティングや樹脂コーティングなどの有機溶剤から作られたコーティングの事です。 この有機系コーティングは無機系コーティングに比べ、塗装を保護する効果が衰えます。
ダイハツの純正コーティングは「ガラス系」=有機系コーティング
有機系コーティングのメリット
有機系コーティングのメリットは施工費用が安価で施工時間も3時間ほどで仕上がるので気軽にコーティングを施工できる点です。 施工費用は2~5万ほどで施工できるため安価にコーティングをするなら有機系コーティングが良いでしょう。
有機系コーティングのデメリット1
有機系コーティングは有機質である埃や排気ガスなどの油汚れが付着しやすくなります。そのような汚れが1度付着すると固着しやすいため無機質のコーティングに比べ水洗いでの汚れ落ちは悪くなります。汚れやすいのがデメリットと言えるでしょう。
有機系コーティングのデメリット2
有機系のコーティングは熱に弱くコーティング被膜が溶けやすくなります。また、紫外線による腐食が激しくコーティングの寿命は約1年~2年ほどなのです。
有機系コーティングのデメリット3
青空駐車で保管している車両は熱でコーティング被膜にダメージが加わり酸性雨で流れ落ちてしまうため、持続性は半年~1年で傷んでしまいます。
ダイハツの主の純正コーティング
シルクア | スマートフィニッシュ | |
---|---|---|
特徴 | ガラス被膜により汚れが付きにくくなり、輝きが長持ちする。
・高濃度の撥水基を使用することで、撥水性が優れている。 | ・ガラス被膜により汚れが付きにくくなり、輝きが長持ちする。
・撥水性に優れている。
・ツルツルとした手触り感。 |
保証期間 | 5年 | 5年 |
撥水 | 撥水性 | 撥水性 |
キーパーコーティング
その他の代表的なガラス系コーティングとは
ダブルダイヤキーパー | ダイヤモンドキーパー | クリスタルキーパー | |
---|---|---|---|
特徴 | ・2重のガラス被膜にレジン被膜が重なることで、より強靭なコーティングになっている。
・厚いガラスの層がたっぷり2倍あることでツヤが増し、高級感を演出できる。 | ・ガラス被膜とレジン被膜の2重構造になっている。
・水シミのできにくい特殊なレジンを使用している。 | ・1年に1度、その表面の被膜を入れ替えることで、新車の輝きが復活します。
・2回目以降のコーティングはガラス質が残っているためツヤがさらに増す。 |
保証期間 | 3年 | 3年 | 3年 |
撥水 | 撥水性 | 撥水性 | 撥水性 |
無機質のガラスコーティングとは有機系溶剤を含まないコーティングの事です。
有機溶剤を含まないため、紫外線や耐熱性、硬度に優れ、寿命も約3~5倍ほどとなります。
無機質のコーティングはポリシラザンなどの主成分のコーティングのことで一度塗布したら、コーティング被膜が熱や紫外線で剥がれることはありません。
専門店のガラスコーティングとは
無機質のガラスコーティング
メリット❶耐薬品性や耐紫外線が高いため持続性が長い
無機質のコーティングの最大のメリットはコーティングの寿命が有機コーティングに比べ3~5倍ほどとなることです。
熱や紫外線による劣化を受けにくいため長期間塗装面の輝きを持続させます。また、耐薬品性にも優れるため酸性雨などで劣化することも軽減できるのです。
メリット❷透明で厚い被膜を形成するため光沢に優れる
画像はガラスコーティングを自然乾燥させたものになります。コーティング剤が乾燥後結晶化されるガラスコーティングも存在するため、塗装面を強固に保護すると同時に透明な被膜を形成することで光沢にも優れたコーティングと言えます。
メリット❸コーティング被膜が硬いので細かい擦り傷が入りづらい
メリット❹無機質のコーティング被膜を形成するため有機系汚れが付着しづらい
無機質のコーティングの最後のメリットは汚れが付着しづらく、水洗いで簡単に落とせるという事です。無機質のコーティング被膜は有機質の汚れ(排気ガス、花粉、黄砂)などの汚れが付着しづらくなります。そのため、青空駐車でも車が汚れづらくなり、汚れても水洗いで簡単に汚れが落とせるようになるのです。
無機質コーティングのデメリット
無機質コーティングのデメリットは1つです。 そのデメリットとは、施工費用が高額になるという点です。 有機質のコーティングは2~5万ほどで施工可能ですが、無機質のコーティングは最低でも5~10万円程の施工費用が要するため価格が高額なのがデメリットの一つです。
まとめ
コーティングを検討する際、ダイハツの純正コーティングにするか、専門店でのコーティングにするべきか、悩む方も多いのではないでしょうか。それぞれにメリット・デメリットがあるため、しっかり押さえて選択するのが大切です。